鏡じゃない手鏡修理

か~くん

久々の手鏡修理ネタなんですが、今回はこちらのI様から届いた手鏡を修理しました。
手鏡修理


最初は鏡の腐蝕かなって思ったのですが、そのわりにはなぜか赤い。
で、裏返してみると、
手鏡修理


赤いフエルトの生地が貼り付けてありました。
その生地を剥ぎ取ってみると、
手鏡修理


やっぱりこれが表に映ってたんですね。
とはいえ、それでもまだ何かおかしい
これで腐蝕するはずはないし、腐蝕したとしても銅や銀が錆びて茶色くなるはずなんだけどなぁ・・・なんて思いながらとりあえず修理開始。


まずは鏡を切って外していこうと思ったのですが、なぜかガラス切りが滑る!



まさか強化ガラス?


でも何か柔らかいぞ・・・。


と思って、アクリル板用のカッターを入れてみると、思ったとおりアクリル板でした。
だから接着剤でアクリル板の銀膜?が溶かされちゃったんですね。


まあ取り外せれば別に何も問題はないし、こうやって鏡が溶かされるのは問題ありですが、謎っていうのは解けるとスッキリするものです。



おっ、うまいこと言った、座布団1枚w。



ってなわけで、まずは外したアクリル板から型を取り、
手鏡修理


鏡を切って、少しずつ削りながら枠に入るよう調整しますと、
手鏡修理

うん、ピッタリ


ただ、フレームに接着するのりしろが少なくて表にはみ出して来ないか心配でしたが、ばっちり大丈夫でした。
手鏡修理


最後にI様から届いた裏側用の布、今回は革っぽい素材のものを、さすがに接着剤は恐いので両面テープで貼り付けて完成。
手鏡修理


これでちゃんと鏡に顔が映りますね
手鏡修理


I様どうもありがとうございました
これからも大事に使ってくださいね。


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