手鏡修理工程

か~くん

今回は最近依頼の多い手鏡修理の工程がどのように行われているかをご紹介しようと思います。

こちらは先週金曜日に届いた鎌倉彫の手鏡。
手鏡修理工程 手鏡修理工程

まずは割れた鏡を取り除き新しい鏡が貼れる状態にします。
手鏡修理工程

通常鏡が取れればそのまま新しいものを貼り付けできる状態になるのですが、今回の鏡は縁にパテのような、木粉を固めた樹脂のような感じのものが鏡を覆うように塗ってありました。

これは少し予想外の展開でしたが、そのままでは作業が進みませんので先の細いノミを使ってすべて取り除いていくことに。
手鏡修理工程

鏡本体に傷を付けないよう最新の注意を払いながら、およそ30分かけてすべて取り除きました
手鏡修理工程

次に楕円形の場合いきなり鏡を切って大きさを合わせられないので、透明のガラスを使って鏡の型を取っていきます。
ある程度の大きさに作って、大きい部分などをマーキングしながら入る大きさに削って行きます。
その際、裏表や上下がわかるようにしておきます。
手鏡修理工程

そしてその型板と同じ大きさに鏡を切り、面取り加工をして本体に接着します。

さて普通はここで完成なのですが、今回は最初とできるだけ同じように仕上げるためもう一工程追加しました


そうです。あの縁の部分ですね。
とは言っても同じ材料は手に入りませんので、相当悩んだ末、ブラウン色のコーキングで覆うことにしました。

円形ですのでマスキングテープもこんなに細かく貼っていきます。
手鏡修理工程

あとはコーキングを綺麗に塗って作業終了。
手鏡修理工程

思ったより違和感なく仕上がって一安心。これで鏡も長持ちすると思います。
手鏡修理工程

土日の間にコーキングを乾燥させ、今日依頼主様の元へ帰って行きました。


H様この度はどうもありがとうございました
これからも末永くご愛用下さいませ。


ちなみに今回の作業内容でおよそ3500円前後ぐらいの費用になります。
作業内容が多かった分ちょっと高めですかね?どうでしょう?
四角い鏡を取り除いて貼り付けるだけの作業だともっと安くなりますし、鏡の面取りをもっと幅広に取る場合は加工代がさらに掛かるのでもう少し高くなったりしますが、その辺りは事前にお客様と連絡を取り合って予算内で収まるようご提案させていただきますのでまずはお気軽にご相談下さい。


鏡の修理のご相談はこちらまで
タツミ硝子店のHP


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